― コロナホール ―
太陽からは、フレアやCMEのような突発的な現象だけでなく、
常にプラズマが宇宙空間へ流れ出しています。
この連続的なプラズマの流れを太陽風と呼びます。
太陽風は光よりはるかに遅い速度ですが、
太陽と地球の距離(約1AU)を数日で到達します。
到達時間は、
到達時間 = 距離 ÷ 速さ
で見積もることができます。
宇宙天気では、この「距離と速さの関係」を意識することが重要です。
太陽風には、大きく分けて二つの状態があります。
1つ目は、フレアやCMEなどの突発現象に伴い、
太陽風の密度・速度・磁場が一時的に大きく変化する場合です。
2つ目は、太陽から常に流れ出している定常的な太陽風です。
宇宙天気は、突発現象だけでなく、
この定常的な流れの上で起こっています。